【腹が出てきたら要注意】おじさん世代の高血圧。原因と改善法を学ぼう!

おじさん世代で、健康診断で高血圧にひっかかったりしたことがある男性は多いと思います。少し高くても言われたりするので、言われ慣れている男性は高血圧でも大丈夫!と思ってしまうでしょう。

幅広い年齢の人が高血圧になっているけれど、おじさんに一歩足を踏み入れた今が一番気を付けたい時期なんです。よく耳にする高血圧も、実際どのように改善すればいいのか分からない人も多いでしょう。

その方法の一つとして、今回は「ツボ」の観点から改善を目指していきましょう!

おじさん世代の高血圧の原因

30・40代のおじさん世代の高血圧の原因が大きく分けて本態性高血圧と二次性高血圧があります。

日本人の高血圧の約85~90%は本態性高血圧と言われています。本態性高血圧の原因は体質や塩分の摂り過ぎ、肥満、過度の飲酒、運動不足、ストレス、喫煙などの生活習慣です。耳が痛すぎる!と悶えている男も多いでしょう

次に考えられるのが、二次性高血圧です。二次性高血圧とは他の病気の薬剤の副作用や、特定の病気が原因で起こるものです。日本人の高血圧の約10~15%はこれが原因だと言われています。

特定の病気とは、ホルモン分泌異常、腎臓疾患などが挙げられます。ただ、二次性高血圧は病院で原因を取り除くことができれば、血圧を下げることも可能なようです。

2つの原因の中で特に本態性高血圧は、生活習慣の改善はもちろん大切ですが、ツボを意識することでより効果的に血圧を下げる効果があると言われています。具体的にどこをどんな方法で刺激すると良いのか、詳しく見てみましょう。

高血圧を改善するツボとは?

高血圧の人は体全体が緊張していることが多いのです。その緊張をツボ刺激によって緩め、血流が改善されることで高血圧に効果があると言われています。ツボを刺激すべき場所は、主に手・足・頭。

手のツボは、合谷と呼ばれるところに高血圧への効果があります。親指と人差し指の骨が交わった場所を押すと少しへこんだところが合谷です。左右交互に一日約5分刺激を与えるといいでしょう。

次に足のツボは、懸鐘と呼ばれるツボです。指の腹で10秒間押すのを計1分ほど行いましょう。懸鐘の効果は高血圧以外に貧血や鼻血、首の張り、冷えにも効果があります。

最後に頭のツボは、百会と呼ばれるところです。それは両耳から頭頂部に向かって指を上に持っていき、その指同士が触れるところで真ん中部分にあります。

頭部の血行がよくなることから肌荒れや目の疲れ、めまいや耳鳴りにも効果があります。一日あたりは短い時間でもツボを押すことにより、血圧を下げるチャンスとなります。

更に高血圧改善の効果を高めるには?

上記に述べたツボを押すだけでも効果的なのですが、更に効果を高めるには、ツボの部分にお灸をすることがいいと言われています。

ツボの部分は指圧だけでも血圧を下げることはできるのですが、お灸による熱刺激を与えることで効果はさらによくなります。

お灸は温熱によってツボを温めながら刺激してくれるので、血行もよくなり筋肉への負担もあまりありません。火傷にさえ気を付ければ非常に有効的なツボ刺激法です。

また、台付きのお灸やカイロタイプの小さなお灸などもあるので試してみることをおすすめします。お灸が熱くて火傷が心配な人は、台がついているタイプやシールをはがすとカイロのように火を使わなくて済むものもあるので、試してみましょう。