【ココがおっさんとおじさまの分かれ目!?】男も今すぐアンチエイジングを始めよう

若々しく健康的な肉体と肌と髪。この3か所の状態によって見た目年齢は大きく変わります。

中年太りは健康面も考えて気にしたり、髪の毛を気にする人は多いけれど「肌ケア」をちゃんとしている男性はかなり少ないです。

お肌の老化はおっさん街道まっしぐら!お肌の健康にも気遣いましょう。

男できちんと肌ケアしている人は少ない

カミソリ負けを気にする程度の事ならあっても、日焼けの後に正しいケアをしたり、日々の保湿に力を入れていたり、ましてや正しい肌の洗い方をしている男性はほぼいません。
肌の衰えは見た目年齢をかなり上げる事を知らない人が多すぎるのです。

イケてるおじさまになるには肌のケアは必要不可欠。本当は全身やるべきですが、そこまで言うと続かないと思うので今回は「顔」に焦点をあてて見ていきましょう。

正しいケアはシワの予防やくすみ、ハリを防いだりと若々しさを保ってくれます。
男の洗顔は石鹸でゴシゴシ。そんな時代は終わりました。

今や男性用の洗顔フォームだって数多く販売されています。
なぜ女性用と別に販売されているかというと、男性の方が皮脂の分泌量が多いのに水分が少ない場合が多いんです。肌質が違うから使用するモノも変わるのです。
もちろん肌に合うなら女性用を使用してもかまいません。

肌は蓄積により老化していきます。
化粧をしないので肌に直接様々な刺激を与え、シェービングでの大きな負担をかけているので、おじさまでなく若いアナタであっても今すぐお肌のケアを始めたほうが良いんです!

正しい洗顔の仕方

肌を正常に保つのに1番大切なのは洗い方です。
今回は顔に焦点をあてていますが、可能であれば体も同じように洗うのが理想です。

まず、洗う回数ですが「朝・晩の2回」これが基本です。
寝ている間にも皮脂は分泌されるので、この2回は丁寧に洗いましょう。
これ以上洗うのは逆に皮脂を取りすぎるので逆にトラブルのもとになってしまいます。

洗う時は全て「優しく」「丁寧に」「ゴシゴシと肌をこすらない」という動きで行ってください。

男性にはとても面倒に感じるかもしれませんが、正しい洗顔が出来たら洗い上がりがいつもの肌と違う事をすぐに実感することが出来ます。

まず、ぬるま湯で顔を洗います。お湯は老化を促進しますし水では毛穴が閉まってしっかり洗えません。
特に男性はうっかり手で顔を擦りがちです。
手を上下に動かしたりせず、おでこ→ほっぺ・・・というふうに順番に、何度もぬるま湯をかけて丁寧に洗います。

次は石鹸を泡立てます。手だけでしっかり泡立てる事が出来る人は良いですが、今は100均などでも泡立てネットが売っています。これらを使うと早くもっちりとした泡が作れるのでお勧めです。
モチモチ泡が出来たら顔の上に転がすように、洗うというより馴染ませるようなつもりで顔全体に広げていきます。手はお肌に触れないくらいの気持ちで優しく洗います。

最初と同じように丁寧にぬるま湯で流していきます。洗い残しがあると肌トラブルの原因になるので、しっかりすすいでください。

タオルで拭くときもゴシゴシしてはいけません。顔の上に当てるだけ。ポンポンとずらしていって顔全体を拭きましょう。

そして、出来る限り1秒でも早く保湿します。拭いた瞬間から乾燥は始まっているので時間との勝負です。
次は正しい保湿の仕方を見ていきましょう。

正しい保湿の仕方

丁寧に顔を洗ったらすぐに保湿です。肌トラブルの多くは水分不足からきています。
保湿力の高い化粧水をたっぷりなじませましょう。

いやいや俺は皮脂がすごくて・・・というアナタ。皮脂の過剰分泌は水分が足りてないから少しでも乾燥を防ごうと肌が頑張っている証拠。
しっかりと水分を与えてあげましょう。

ここでもゴシゴシとしてはいけません。化粧水は手で押さえるようにして浸けていき、馴染ませます。

化粧水くらいならしている男性もいるかもしれません。しかしその後の乳液やクリームまでしていますか?

せっかく補充した水分を外に逃がさない為の蓋代わりとして必ず油分を与えないといけません。
サラッとしたいなら乳液、乾燥ぎみならクリームがおすすめです。

乳液は乾燥しやすい顎(Uゾーンと言います)から丁寧に優しく広げていきます。油分の多いおでこと鼻(Tゾーンと言います)は最後にしましょう。
頬など顔に乳液をつけるときは、内側から外側に向けて広げていきます。
手に残った乳液でTゾーンにもつけていきます。

顔につけおわったら少し手に液が残ってしまうと思います。これをタオルで拭いては勿体ない!
手もかなり年齢が出る部分です。手に残った液は手のひらや甲になじませて、ついでの手のケアもしちゃいましょう。

化粧水と乳液と順番につけるのが面倒だと言う人は1つで出来る「オールインワン」と呼ばれる商品もあります。これだと手間は1回で済みます。

では次は洗顔料や化粧水の選び方を見ていきましょう。

洗顔料、化粧水の選び方

洗顔料や化粧水って世の中にあまりにも多数の種類があります。
その中から自分に合ったものを探さないといけません。その為にはまず自分の肌質や肌の悩みを明確にする必要があります。
肌は年齢とともに変わっていくのでその時の状態で変えていきましょう。

20代であればしっかりと油脂がとれる洗浄力の強いタイプでも大丈夫ですが、30代・40代になってそれを使い続けては乾燥ぎみになるかもしれません。

化粧水や乳液も、20代は油脂の分泌を抑えるようなタイプ、30代では予防も含めたアンチエイジングが出来るものを、40代以降は予防+修復できるようなものを選んでいきましょう。

主に「保湿の為」「美白の為」「エイジングケアの為」の3種類に分けて販売されています。

乾燥やシワが気になる人は保湿が特に大事。「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」といった保湿成分が高いものを選ぶといいです。
特に「セラミド」は肌が弱い人ほど自分で作り出すのが困難なのでお勧めです。

シミやくすみが気になる人は「ビタミンC誘導体」「アルブチン」などで肌に元気を与えるものを選ぶといいです。
これらはクリームより美容液として販売されている場合も多いです。肌の悩みが深刻で化粧水と乳液だけでは解決できない時は美容液も使ってみましょう。化粧水と乳液の間で使います。

ハリや弾力が気になる人は「コエンザイムQ10」「レチノール」などの抗酸化作用が強いものを選ぶといいです。

1度もお肌を気にしたことがないような人は、美容部員がいるお店でしっかり聞いてみるといいです。肌質も見てもらえます。

買わされるかも・・・などと思わず、むしろ気になる商品があったら「サンプルはありませんか」と尋ねて試供品を貰って使ってみると確実ですよ。

正しい紫外線ケアの仕方

お肌を若く保つなら紫外線のケアも忘れてはいけません。

男は美白にはこだわらないから日焼けは放置。なんて人も多いですが、夏のダメージは1シーズンで3歳年をとると言われています。
しみそばかす皺の原因、最悪の場合は皮膚がんの原因になります。

紫外線が特に強いのは5月~9月。曇りの日でも80%くらいは紫外線が届いているので注意が必要です。
車はUVカットガラスで帽子、サングラス、日傘などで対策をしたい所です。特に日傘は日傘内の温度を下げる効果もあるのでお勧めなのですが、男性にはまだまだ浸透していません。

日焼け対策というと日焼け止めが真っ先に浮かぶのではないでしょうか。
むらなく丁寧に体全体に塗り、汗をかいてタオルで拭いたり濡れたりした場合と2~3時間たったら塗りなおす必要があります。

日焼け止めを選ぶときはSPFやPAの高いモノを選びがちですが、日焼け止めも肌に負担をかけます。普段使いには「SPF10~30、PA++」くらいでOK。
それ以上に強いモノは、紫外線の強い地域や炎天下に何時間もいる場合に使用します。

ケアをしても日焼けを完全に防ぐことは出来ません。
日焼けをしたら、まず冷やします。日焼けとは肌が火傷している状態だと考えましょう。
範囲が広い場合はシャワーや水風呂、保冷剤をくるんだタオルなどで火照りがなくなるまでしっかり冷やします。

そして日焼け後の保湿は最重要任務です。
肌が通常よりデリケートになっているので、日頃使っているものでヒリつきなどの痛みを感じると余計に炎症を起こしてしまいます。
敏感肌用の低刺激のものを使用したり、それでも痛みがでる場合は軟膏を塗って皮膚を保護しましょう。
出来る事なら洗顔料やボディソープも低刺激のものにした方が良いです。

しっかり水分をとりしっかり睡眠をとることで肌の入れ替えが促進されますので、生活にもきをつけたいですね。