体毛が濃くて女性との関係を進展させるのには抵抗があるという人もいます。確かに体毛が濃いと女性に嫌がられることもあるので、気にする男性がいるのは仕方のないことでしょう。
特に日本人の若い女性は体毛が無い方が好みという人が目立ります。最近は男性でも脱毛をしている若い芸能人も珍しくありません。
しかし女性の中には全く毛の無い男性に男らしさを感じない人もいます。毛が濃い方が好き、という女性も沢山いるのであまり不安がる必要はありません。逆に外国の女性などは体毛好きが多いとも聞くので、いっそのこと海外女性にアタックをしてみるという手段もあるでしょう。
体毛を目立たなくするには
濃い体毛を目立たなくするには物理的になくしてしまう方法と、脱色などをして見えにくくする方法があります。
物理的になくすというのは、剃毛や脱毛などで毛を無くしてしまう方法です。今すぐ、安価に対処したいのであれば自分でカミソリで剃り上げるというのがもっとも簡単。しかし表面の毛を剃り落としているだけなので、2~3日ですぐに生えてきてしまいます。
脱毛は毛根から根こそぎ引っこ抜く方法で、こちらは多少の痛みを伴いますが、しばらくは無毛の状態をキープできる方法です。
なお、完全に無くしてしまいたいなら永久脱毛という方法もあります。効果は半永久的ですが、長期的に持続した施術が必要となります。
さて、日本人よりも欧米人の方が体毛が濃い人が多いのに、欧米人にはあまり体毛のイメージがありません。なぜかというと毛の色素が薄いからであります。反対に日本人は黒なので目立つということです。つまり毛の色を薄くしてしまえば見た目的にはあまり目立たなくなるということ。ブリーチをして肌の色に近い薄い茶色や金色にしてしまうことでかなり目立たなくなるでしょう。
毛を剃るなど安易な自己流の対策はやめた方がいい
もっとも手軽で簡単な剃毛ですが、安易に行うのは注意が必要です。まず髭のように毎日剃るのであればいいですが、腕や胸毛など毎日剃るには大変な場所の剃毛はやめておいた方がベター。
なぜかといえば、毛を剃った後の伸び掛けの状態がどうなるか……そう、短く細かい毛が生えてくるでしょう。触るとチクチクと痛く非常に不快になります。なぜか生えてくるときにかゆみを伴う場合も。また、毛が非常に短い段階で再度剃毛をすると皮膚を傷つけてしまう場合もあります。
剃毛は結構肌に負担がかかる方法なのです。そして肌が汚いというのは毛が濃いことよりも嫌われてしまいます。
毛が濃いのを気にしていると言っても、全ての毛を抜いてしまえばいいという話でもないでしょう。程よく残っていて欲しい場所というのもあります。脱毛サロンなどでプロに相談しながら、気になる部分の毛を脱毛なりブリーチなりして目立たなくする、というのが最も確実な方法ではないでしょうか。
体毛を濃くしている原因は?
体毛の濃さに悩んでいるならまず、何故、何をすると体毛が濃くなりやすいのかを知るのが賢明です。体毛は遺伝もあるらしいですが、両親が薄くても隔世遺伝で濃くなっていることもあります。なので遺伝の話はとりあえず置いておきましょう。
体毛が濃くなるそもそもの原因は男性ホルモン。男性はもちろん女性の体内にも存在するこの男性ホルモンは、全ホルモン中の割合が多ければ多いほど毛深くなりやすくなります。
女性は男性ホルモンよりも女性ホルモンの割合が勝っているので、男ほどひげは生えないし胸毛もありません。また、同じ男性でも男性ホルモンを多く保有していればいるほど、ヒゲが濃かったり胸毛が溢れるほど生えたりします。
男らしさといえばそうですが、体毛に抵抗がある女性が多い日本ではコンプレックスの一つにもなりやすいでしょう。男だから男性ホルモンが多いのは仕方ないとしても、男性ホルモンはただ体毛を濃くするだけでなく、薄毛などの全く逆の悩みにも繋がります。
男の悩み全てに関わっているといえる男性ホルモン。果たして体内のことを自分でコントロールすることなんてできるのでしょうか?
体毛を濃くする・薄くする食べ物
ホルモンは体内で作られるものだからどうにもならない、というのは間違い。確かに言って見れば体質を変えるということなので、簡単なことではありません。なら体内の環境はどうやって保たれているかというと、自分が食べたもの。実は体毛を薄くする食べ物というのがあるのです。
体毛で悩んでいる人ならもう調べて知っているかもしれないが、「大豆製品」は体毛を薄くする効果があります。豆腐や豆乳、納豆などです。大豆には女性ホルモンによく似た働きをする成分が豊富にあり、この成分は男性ホルモンの働きを抑えてくれます。物理的に女性ホルモンを増やし、男性ホルモンの割合を減らしてあげましょう。
反対に体毛が濃くなりやすい食べ物は肉類やニンニク、ニラなど滋養強壮の食材。要するに男性的に元気になれるような刺激のあるものは男性ホルモンの働きを高めるとされています。大豆製品を積極的に取るのもいいし、肉類やニンニクなどを減らすという方法でもいい。毎日無理せず続けられる方法を自分で編み出しましょう。
男性ホルモンを減らしすぎるのも良くない
大豆食べればいい肉を減らせばいいと解決策はあるものの、何事も極端にしてしまうとどこかに不具合が生じます。要は薬と同じで、用法用量を守り副作用のことも気をつけながら慎重に行うべきことなのです。
毛を薄くしたいと大豆製品ばかり異常なほどに食べていると、確かに男性の悩みは和らげてくれるかもしれないですが反対に女性ホルモンが悪く作用してきます。女性ホルモンが多い女性ならではの悩みを、男性が体験するはめになるのです。
例えば内臓脂肪が付きやすくなって太ったり、更年期障害のような症状が出たりと、男性ホルモンがしっかりあればならなかった嫌な変化が現れてしまいます。ただ、やはり体毛が濃くて悩んでいる男性なのだから人よりも男性ホルモンが多すぎることは確かです。
毎日3食豆腐と豆乳だけ、なんて極端なことをするのではなく、朝に豆腐入りの味噌汁を飲み、夜に冷奴や湯豆腐を食べるというくらいでいいでしょう。量より継続、を覚えておきましょう。